こんにちは、ACSのまえだです!
「ピアノが弾けるようになりたい」「歌が上手になりたい」「楽器が上手になりたい」という気持ちは確かにある。
そのためには練習しなければならないのは分かってはいるけど、でもやる気が起きない。。。
これは誰でも経験することだと思います。
本当は練習自体が楽しくて、気がついたら練習したくなっているというのが理想ですよね。
勉強でもそうですが、勉強が本当に好きで、遊ぶより勉強している時間が多いという子も確かにいますが、でもなかなかいませんよね。
ほとんどの人が勉強や練習は好きではないけど、やらなくてはいけないから頑張ってやる、という感じだと思います。
習慣化することで苦痛は減ります
僕はプロの演奏家、プロの音楽講師なので練習すること自体は基本的に苦ではなく、むしろ楽しい方です。
「やっぱり音楽っていいなぁ」といつも感じながら練習しています。
前回話した宅建ですが、この受検に向けてやはり猛勉強しました。
でも、、、やはり勉強は好きじゃないので辛かったです。
でも、、、人の習慣化って本当にすごいもので、こんな僕でもやがて「勉強が辛い」レベルがどんどん下がっていって、数か月後には苦痛はほとんどありませんでした。
ではどうやって習慣化まで持っていけたのでしょうか。
いくつかのポイントがありました。
- 目標の再確認とイメージ
- 小さな目標設定
- ひとまず始める
- 気分を変える(ジャンルを変える)
- 無理やりでも「笑顔でポジティブに」
- 継続的に自己評価
各ポイントを説明してみますね。
目標の再確認とイメージ
自分の目標を改めて見つめてみましょう。
そしてその目標を達成した自分を、ハッキリと見えるまでイメージしてみてください。
「やっぱり自分はピアノが好き」「歌が歌えるようになりたい」「この楽器の音が好き」など自分の本当に好きなこと、夢が改めて見えるようになり、その輪郭がハッキリとすればするほど、夢が形になっていきます。
そしてその輪郭を保ったまま、自分が演奏しているイメージをしてみてください。
宅建の勉強の時は「このコロナという先行きが分からない状況で、家族を安心させるためにも必ず合格する!」「国家資格。持っていて絶対に損はない!」とチャレンジする理由を確認し「一発合格した!」「妻、子供たち、今まで応援ありがとう~!!」とイメージしました。
目標を改めて見つめてみると、「やはりピアノが好き」「やはり歌が好き」「やはりこの楽器が好き」と今までよりもその愛情が深まってくると思います。
そして自分が上手に演奏している姿を想像してみてください!
このセルフイメージというのは、演奏の際に大きな助けとなりますので、輪郭がハッキリと見えるまでイメージして欲しいと思います!!
小さな目標設定
1曲演奏できるようになるまでの道のりは、時として長いこともありますよね。
その曲が難しくなればなるほど、その道のりが険しくなることもあります。
そんな時役立つのが「小さな目標」です。
例えば「この1小節を弾けるようになる」というように、曲全体ではなく、たった1小節!これだけで十分です。
1小節や2小節程度に目標を定め、いつもよりも早く練習を切り上げても大丈夫!
「練習に向き合う」「練習する」という事実が脳をしっかりと刺激し、今後の習慣化に大きく役立ててくれます。
もしその「1小節」が非常に難しいところだった場合は。。。
その時はと例えば右手だけ、左手だけ、歌の場合はさらに細分化して初めの2拍だけ、またはその1小節を母音歌唱だけ、などさらに細かい目標でもいいと思います。
いろいろな「細分化練習法」もありますので、是非ACSで体感していただきたいです。
ひとまず始める
最近「作業興奮」という言葉もだいぶ浸透してきたように思えます。
やる気が出てから練習する、やる気が出てから勉強する、ではなく、やる気がないけどひとまず「楽譜を開きひとまず音を出す」「本を開いてひとまず問題を解いてみる」このハードルさえ乗り越えられると、その後は確かに練習や勉強に取り組むことができます。
この「とりあえず」をやってみるだけで、かなり変わりますよ。
こんな勉強が苦手な僕でさえ「とりあえず」机に向かって過去問を開いたりしただけで勉強スイッチが入りました。
「とりあえず」これはオススメです!
気分を変える(ジャンルを変える)
「美味しい!!」と感動したものも、やはり何度も食べると飽きてくるとまではいいませんが、あの感動レベルにはなかなか戻らないですよね。。。
慣れというのはとてもいい面もありますが、練習や勉強には時々ネガティブ要素の顔をのぞかせることもあります。
そんな時にテイストを変える。これも効果的です。
練習している曲を、演奏のイメージのためにもたくさん聞いたりすることもあると思います。
例えばその曲のジャズバージョン、逆にクラシックバージョンを聞いてみる。
または練習している曲そのものを変えてみる。
というようにいろいろと変えてみるのもまた新鮮なテイスト感があり、脳がリフレッシュされることも多いです。
無理やりでも「笑顔でポジティブに」
これはちょっと荒療治的な感じですが、、、でも確かに科学的にも証明されてることです!
前回の「宅地建物取引士??」でも触れましたが、僕は決して勉強が得意ではなく全くその逆で、勉強は非常に苦手です。
またイタリア留学時代、全然上手になれない自分にとても苦しみました。
そんな留学時代や宅建猛勉強の時に使った技「無理やりでも”笑顔でポジティブに“」。
効果抜群でした!!
「今日は何故か歌がめちゃくちゃうまく歌える気がする!」「今日は声が出やすい気がする!」「勉強って楽しいなぁ!」と心には一つもないことを無理やり思い、そして笑顔で取り組んでみる。
そんな気持ちで歌うといつも師匠は「お前今日、どうしたんだ!!!とてもいいじゃないか!」と驚き、また勉強する時はやる気がない時でさえ気が付くと集中していました。
この「無理やりでも“笑顔でポジティブに“」というのは荒療治かもしれません。
でも僕は追い込まれた時にこの技を使いました。
ここまで極端にしなくてもいいかと思いますが、でも普段の練習の時、レッスンの時に少しだけ意識して「今日は笑顔を絶やさずにやってみよう」「今日はなんだかいつもより上手くできそう」と是非思っていただきたいと思います。
きっと、あなたの助けになると思います。
そして最後に
いろいろな方法を試してみたけど、それでもなかなかやる気が起きない、ということもあるかもしれません。
そんな時は、、「先生、練習したいという気持ちはあるんですけど、でも練習のやる気が起きません。
全然練習してきませんでした」と正直に講師に話してください。
全然問題ありません!!その気持ちに寄り添ってACSではレッスンを進めていきます。
大事なのは、「辞める」という選択だけはしない。
辞めない=続けている、です!
継続は力なり。
練習に打ち込む時期があったり、練習になかなか向き合えない時期があったり。
その繰り返しかもしれません。
でも、辞めなければ続けています!
継続は力なり!
必ず上達しますので、少し気持ちをのんびりと持ってみてもいいと思います。
「やはり音楽は素晴らしい!」そう確信しています。
この素晴らしい音楽をみな様と一緒に感じて、一緒に喜んで、一緒に楽しんでいきたいです。
そのためにも、ACSでは「練習する気が起きない。。。」という気持ちにしっかりと寄り添い、そして向き合い、より良い解決法を探していきます。
楽しく練習できる、練習したくなるようなレッスンを提供できるようにACSは全力で取り組んでまいります。
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ACSは音楽を演奏することの楽しさを共に感じるためにレッスンを用意しております。
現在、ACSでは以下のレッスンを開催しています。
それぞれの生活リズムに合わせ、無理なく楽しくレッスンを進めていけるようにいたします。ぜひ一度無料体験へお越しください。
音楽は一生の友だち!
次回は「意外!音楽と空手の共通点」をお伝えいたしますので、お楽しみに!